Windowsのキーボード配列をUS配列に変更する。
PC全体のキーボード配列を変更する
レジストリエディタで、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
を開く。
初期設定の日本語配列から、以下の通りUS配列に変更する。
日本語配列
LayerDriver JPN:kbd106.dll
OverrideKeyboardIdentifier:PCAT_106KEY
OverrideKeyboardSubtype:2
OverrideKeyboardType:7
↓
US配列
LayerDriver JPN:kbd101.dll
OverrideKeyboardIdentifier:PCAT_101KEY
OverrideKeyboardSubtype:0
OverrideKeyboardType:7
PCを再起動する。
外付けキーボードのみ英語配列にする。
日本語配列のノートPCで、本体のキーボードはそのまま日本語で生かしたい場合を想定。
全体設定は英語配列にし、本体のキーボードをデバイス名指しで日本語でオーバーライドする。
全体設定
レジストリエディタで、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
を開く。
以下パラメータは、全体変更時と同様、日本語から英語に変更。
日本語配列
LayerDriver JPN:kbd106.dll
OverrideKeyboardIdentifier:PCAT_106KEY
↓
US配列
LayerDriver JPN:kbd101.dll
OverrideKeyboardIdentifier:PCAT_101KEY
以下パラメータのエントリを削除する。
OverrideKeyboardSubtype
OverrideKeyboardType
各デバイスのインスタンスパスを調べる。
デバイスマネージャを開き、「キーボード」を選択。
一度外付けキーボードなどをすべて取り外し、内蔵キーボードだけの状態にする。
残っているデバイスのプロパティを開き、詳細>デバイスインスタンス パス を確認する。出てきた値をコピーして控えておく。
各デバイスのキーボード配列を設定
レジストリエディタで、
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\(デバイスインスタンスパス)\DeviceParameters
を開く。
新規作成>DWORD(32ビット)値 にて、以下の2パラメータを追加する。
日本語配列
OverrideKeyboardSubtype:2
OverrideKeyboardType:7
なお、US配列でオーバーライドする場合は以下
(今回の場合、全体設定をUS配列としたため、外付けキーボードごとに個別でUS配列を設定する必要はない。)
US配列
OverrideKeyboardSubtype:0
OverrideKeyboardType:7
すべての内臓キーボードに本設定を適用する。
PCを再起動する。
[番外編]CapsLockキーをCtrlキーとして扱う。
こちらのサイトから、「Ctrl2Cap」をダウンロードし、圧縮ファイルを解凍する。
コマンドプロンプトを管理者権限で開き、ダウンロードしたフォルダに移動する。
以下コマンドを実行し、Ctrl2Capをインストールする。
ctrl2cap.exe /install
なお、アンインストールする場合は以下。
ctrl2cap.exe /uninstall
PCを再起動する。
[番外編]Ctrl+Spaceで半角/全角の切り替えを行う。
Window標準IMEの場合
タスクトレイの言語バー(「A」「あ」などのところ)を右クリックし、プロパティを開く。
「詳細設定」を開き、「全般」タブにある、編集操作のキー設定の「変更」をクリックする。
キー設定タブにて、以下の項目を設定する。
*キー: Ctrl+Space
入力/変換済み文字なし:IME-オン/オフ
それ以外の列:半角空白
設定を適用する。
どこかのバージョンから、Windows設定に統一されている。
設定自体は簡単になった。
タスクトレイの言語バー(「A」「あ」などのところ)を右クリックし、「設定(s)」を開く。
「キーとタッチのカスタマイズ」を選び、「各キーに好みの機能を割り当てる」をオン。
Ctrl+Spaceのドロップダウンから、「IME-オン/オフ」を選択する。
Google IMEの場合
タスクトレイの言語バー(「A」「あ」などのところ)を右クリックし、プロパティを開く。
「一般」タブのキー設定の、キー設定の選択の「編集」をクリックする。
以下の2エントリを追加する。
1.
モード:入力文字なし
入力キー:Ctrl Space
コマンド:IMEを無効化
2.
モード:直接入力
入力キー:Ctrl Space
コマンド:IMEを有効化
設定を適用する。