Linux 基本操作
前提
・AWS上のEC2
・Linux AMI使用
・ログインユーザはec2-user
ディレクトリ移動
最初に出てくるところはユーザーのホームディレクトリ
[ ~ ] $
絶対パスはここ↓
/home/ec2-user/
(「ec2-user」部分は、ログインユーザー名によって異なる)
・今いるディレクトリの確認
$ pwd
(※pwd : Print Working Directory)
・ホームディレクトリ(最初の場所)への移動
$ cd
(※cd : Change Directory)
・ルートディレクトリへの移動
$ cd /
・一階層上に戻る
$ cd ..
cdと..の間にスペースが必要なので注意
・現在のディレクトリのファイル、フォルダ一覧を表示
$ ls
(※ls : List Segment)
・パーミッションやファイルサイズ、更新日時の詳細情報を含め表示
$ ls -l
※パーミッションについては後述
・隠しファイルを含め表示
$ ls -a
・絶対パスを指定しての移動
$ cd /var/www/html
(最初に/が入る) 相対パスの場合は「cd フォルダ名」でOK
ディレクトリ、ファイル操作
・ディレクトリ作成
$ mkdir hogehoge
$ rmdir hogehoge
中身ごと削除する場合
$ rm -r hogehoge
(-r はディレクトリ削除を指すオプション)
・ファイルのコピー
$ cp コピー元ファイル コピー先ディレクトリ
・ディレクトリのコピー
※-rオプションが必要
$ cp -r コピー元ディレクトリ コピー先ディレクトリ
・ファイルの移動
$ mv ファイル名 移動先ディレクトリ
・ファイルの名前変更も、mvを使う
$ mv 変更前のファイル名 変更後のファイル名
ファイルの内容の確認
・catコマンドはファイルの全文を表示する。
$ cat ファイル名
・lessコマンドは画面に収まる範囲の文を上から表示する。
$ less ファイル名
表示後は以下で操作
・↑、↓で1行送り、戻り
・スペースキーで1ページ送り
・Ctrl+Bで1ページ戻り
・qで終了
・編集する場合はviで開く
$ vi ファイル名
※viの操作は別記事で記載。
<リンクを貼る>
パーミッション
確認コマンド
$ ls-l -rw-r--r--r--. 1 hoge users 0 test.txt
読み方
[-][rw-][r--][r--].1 [hoge][users]
[①ファイルタイプ][②所有者権限][③グループ権限][④その他ユーザ権限].1 [⑤所有者][⑥グループ]
⇒①最初の1文字目の[-]
ファイルタイプを示す。
- :通常ファイル
d :ディレクトリ
l :リンクファイル
⇒②次の3文字 [rw-]
「所有者」の権限を示す。
r :読み取り可能 (Readable)
w :書き込み可能 (Writable)
x :実行可能 (eXecutable)
⇒③その次の3文字 [r--]
「グループ」の権限を示す。読み方は②と同様
⇒④その次の3文字 [r--]
「それ以外のユーザー」の権限を示す。読み方は②と同様
⇒[hoge] ⑤最初に出てくるこの人が所有者
⇒[users] ⑥次に書いてるこれがグループ
パーミッションを変更する
$ chmod 所有権限 ファイル名
所有権限は数字で表すことが多い(他の書き方もある)
2進数で、rが4、wが2、xが1
それを、所有者、グループ、その他の分の3桁で表す。
例えば、[rwx][rw-][r--]にしたい場合は764なので、
$ chmod 744 test.txt
所有者の変更をする場合は以下を使う。
$ chown fuga test.txt
これで、「text.txt」の所有権がユーザー「fuga」になる。
圧縮・解凍
以下パターンのコマンドがある。
・gzip
gzip ファイル名 で圧縮
gunzip ファイル名 で解凍
※圧縮・解凍前のファイルは残らない
※ディレクトリの圧縮はできない
・zip
zip ファイル名 で圧縮
unzip ファイル名 で解凍
※圧縮・解凍前のファイルも残る
※-r オプションを付けるとディレクトリを圧縮できる